Netflixが155％成長!?【2020年上半期】 韓国アプリ市場分析レポート
アンニョンハセヨ、韓国在住エミカです。
久々のITネタです。
今日はこちらの記事をご紹介！！
（当記事内の画像は全て上記記事から引用させていただいております🙏）
2020年上半期韓国アプリ市場分析レポート！！！
ってなわけでコロナ危機の中どんなアプリが韓国で伸びているのか、
1年前と比較して韓国アプリトレンドをまとめている記事となっております。（こういうの大好物）
この記事は全てAndroidOS基準でランキングを掲載しているので、
それによる若干の「うーん？」感がたまに出てくるんですが、韓国はAndroidユーザー多いってことで多めにみていきましょ！
早速翻訳しつつ私の一言コメントも入れていこうかと。（いらん、とは言わせんぞ）
長時間使う１位YouTube、高頻度で使う１位カカオトーク
まず全体として、韓国アプリ市場は基本上向き。
１５カテゴリのうち１３カテゴリは前年度比でユーザーが伸びているようです。
ステイホームでモバイルへの需要が高まっているのは、
日本も韓国も同じ傾向にあると言えそうです。
そしてエンタメ系アプリとコミュニケーションアプリの利用率が高く、
1人当たりの月平均アプリ使用時間が最も長いアプリは28.1時間でYouTube、
1人当たりの月平均アプリ使用日数は24.5日でカカオトーク、
がそれぞれ1位となりました。
そりゃそうだろうな〜って感じの結果。
日本ならこれ、YouTubeとLINEってなりそうですもんね。
ちなみにそれぞれのランキングはこちら▽
1人当たりの月平均アプリ使用時間が最も長いアプリ
1位 ユーチューブ 28.1時間
2位 カカオページ 14.6時間
3位 アフリカTV 13.6時間
4位 ウェーブ 11.9時間
カカオページ周りで使ってる人見たことないんだが・・（ヒソヒソ
1人当たりの月平均アプリ使用日数が多いアプリ
1位 カカオトーク (24.5日)
2位 ネイバー（18.5日）
3位 インスタグラム（17日）
4位 ユーチューブ（16.7日）
5位 フェイスブック（16.5日）
6位 ネイバーカフェ（15.6日）
7位 BAND （12.5日）
まぁわかる！って感じ。
ただBANDそんなに使ってるのかなぁ・・という気がしなくもないが。
こっから各分野を詳細に見ていきまっす！
動画系アプリ：YouTube圧勝、前年比155％増のNetflixも見逃せない
月の利用人数で比較しています、グレーが去年の6月、紫が今年の6月です。
1位 YouTube
2位 ネットフリックス
3位 ウェーブ
4位 U+モバイルTV
5位 ティービング
圧勝のYoutubeに異論なく、2位のネットフリックスが前年同期比で155%急増も納得。
個人的には3位の「ウェーブ」に注目したい。
「Netflixを倒すぞ！」という目的のもと、国内1位の通信会社SKテレコムが運営中だった「オクスス」と地上波放送局3社の共同運営サービス「POOQ」が合併してできたのがウェーブ。
既存顧客層をもとにサービスを拡大してきたWAVVEが今後どこまでNetflixに太刀打ちできるのか、注目。
▼ウェーブはこちら
ファッション：使用時間と頻度は依然としてZIGZAG1位、新規アプリの伸び方がすごい
ファッションカテゴリーはABLY、MUSINSA、BRANDIなど強力な新興サービスの登場で最も躍動的な変動が起きました。
元々韓国国内1位のファッションアプリだったZIGZAG （ジグザグ）は、
僅差でABLYにユーザー数で抜かれ2位に！
1位 ABLY （前年比222%成長！！！）
2位 ZIGZAG （ジグザグ）
3位 MUSINSA
4位 BRANDI
5位 ユニクロ
（↑この流れでしれっとユニクロが5位なのもすごいな、反日不買あったのに。
前年比では急下降だけどね）
とはいえ1人当たりの月平均アプリ使用時間では、
ジグザグが1.21時間で、ABLYの0.65時間を上回っているとのこと。
いや〜〜めっちゃ盛り上がってておもしろっっっ！
なるほど、それで最近ZIGZAGがテレビCMなど大型キャンペーンを撃ちまくっているわけか。
▼ジグザグの広告が無茶苦茶可愛いので、是非みてください。
ハンイェスル ちゃん綺麗すぎんかい。
SNS：ついに「インスタ」が「Facebook」を上回る！
1位 バンド
2位 インスタグラム
3位 カカオストーリー
4位 Facebook
5位 ネイバーカフェ
このSNSカテゴリに関しては正直本当かよ？という思いを拭えないんですが・・
あれ、カカオトークがいないけど圧勝過ぎだからですか、そうですか。←
このランキングの計算基準がAndroidOSということでこのカテゴリは
かなり偏ってしまったのかな〜と少々思います。
Androidユーザーが多い韓国でも、インスタガンガンしそうなZ世代はiPhone使用も多いので。
注目すべきはFacebookをビジネスじゃなくもっと気軽に日本でいうTwitterみたいなテンションで使用する韓国の友人がおおいな〜と昔は思ってましたが、
ついにインスタがユーザー数でFacebookを抜いたということでしょうか。
それにしても韓国人なんでTwitterしないんでしょう、楽しいのに。←個人的意見
宿泊アプリ ：「ヤノルジャ」「ヨギオッテ」共にコロナ不況でも前年比ユーザー増加
2020年上半期の「コロナ19パンデミック」現象にも関わらず、
韓国国内宿泊カテゴリーアプリは、前年比で上昇の勢いを見せ善戦。
1位 ヤノルジャ（ねぇ遊ぼう）
2位 ヨギオッテ（ここどう？）
3位 デイリーホテル
（1位、2位のサービス名がド直球で可愛いよね）
「ヤノルジャ」の1人当たりの平均使用日数は3.1日で、「ヨギオッテ」2.8日より早く、1人当たりの使用時間は「ヤノルジャ」と「ヨギオッテ」が各0.41時間で同じだった。
旅行アプリ瀕死かと思いきやまさかの展開〜！
・コロナで海外に出れない。
・でも韓国国内は割とコロナが落ち着いついてきた。
→結果、韓国人の国内旅行熱が燃えまくっている気がしてます。
最近毎週のように誰かがチェジュ島に行っている気がするもん。
そして業界1位、2位のテレビ広告をまぁ本当にしょっちゅう見ること・・！
個人的にはヤノルジャの替え歌広告が頭から離れなくて困っている。
사이먼도미닉（サイモンドミニック）という韓国のラッパーの「サイモンドミニック」という歌があるんですよ。
そのサビの部分で「サイモン、サイモンドミニック〜」という部分があるんです。
（何回サイモンドミニックと言っているんだ私はw）
で、この広告はそのサビの部分を
「サイミョン、サイミョンドニニ（쌓이면, 쌓이면 돈이니）」と替え歌で歌ってるんですw
「積もればお金さ〜」みたいな感じの替え歌の歌詞なんですけど、発音がもうそっくりすぎて本当の歌を聞いてももはや쌓이면 돈이니に聞こえてしまい、ほんと中毒です。。w
↑1回だけ是非！！聞いてみてくださいwww
もう本家を聞いても笑えること間違いなしですw
出前：圧倒的な1位「配達の民族」、AndroidのみでMAU1000万人見えた！
配達カテゴリーの圧倒的な1位は「配達の民族」で、約1000万人に迫るユーザ数を確保した。 これは2位につけた「ヨギヨ」とも2倍ほどの差をつけた数値。
1位 配達の民族
2位 ヨギヨ
3位 マクドナルドデリバリー
4位 クパンイーツ
5位 ペダルトン
ジワッとくるのは、このうち1、2、5位は裏では実は同じ会社がいるという点w
1位の配達の民族は、優雅な兄弟たちという会社が経営はしていますが、買収が発表されています。
デリバリーヒーローというドイツの会社がひっそり操っている韓国出前市場、おもろいな〜。
そしてクパンイーツに頑張って欲しい。（なんとなく）
▼1位の「配達の民族」に関しては前に記事を書いたこともあるので是非。
コマース：「クパン」圧勝！滞在時間、頻度全て韓国ショッピングアプリ1位
コマースカテゴリーでは「クパン」の圧倒的な独走体制が続いた。
2位とユーザー数2倍ほど差があり、1人当たりの使用日数9.2日、1人当たりの使用時間2.8時間と、すべての分析指標でトップとなった。
1位 クパン
2位 11番街
3位 Gマーケット
4位 ウィメプ
5位 Tmon
いや、だってもう圧倒的に便利だもん、クパン。
ロケット配送で次の日にくるし、家の前に届けましたよ〜ってSMSで写真付きで送ってくれるし。Amazonが進出しない理由も納得。
音源アプリ：「メロン」使用者が減少し、「FLO」使用者が42%増加
2020年6月AndroidOS基準で、音源カテゴリーアプリは「Melon」不動の1位の座を守った。
1位 Melon
2位 サムスンミュージック
3位 グーグルプレイミュージック
4位 genie
5位 FLO
（↑2、3位から見えるようにこれもランキングの基準がAndroidOSだというところでブレが出てしまっています）
注目すべき点は、1~3位にランクインした「メロン」、「サムスンミュージック」、「グーグルプレイミュージック」のユーザー数は前年比で減少した反面、4~5位に留まった「genie」、「FLO」のユーザー数は増加したという点。
とあるんですが、これは実はカラクリがあります。
音楽アプリって聴きたい音楽を問題なく聴ければ正直なんでもいい、と思う人も多いと思うんです。
どのアプリでもほぼ同じ曲が聴けるとしたら？
だとしたら、次は「値段」「使い勝手」でしょうか？
genieとFLOが伸びた理由がまさにここにあります。
韓国にはSKT、KT、LGという大手通信キャリアが3社あります。
（日本でいうドコモ、ソフトバンク、au的な存在）
FLOはSKT、genieはKT、LGと結託し通信会社割引を始めました。
それも結構な破格の割引・・！
▼下記がそのページ
同じ音楽が聴けるのであれば乗り換えちゃう人多いと思います。
（私もまさにその1人）
1位のメロンはカカオ系列なので、加入すればスタンププレゼント！などいろいろなキャンペーンを実施しているので、音楽アプリ戦争もどうなっていくか楽しみです！
最後に
上記の記事から若干省いてしまったカテゴリの1位をまとめてご紹介！
オンラインバンキングカテゴリ1位：カカオバンク
求人カテゴリ1位：アルバモン
ホームショッピング1位；GS SHOP
以上、2020年上半期韓国アプリ市場分析レポートでした。
いかがでしたでしょうか？
在韓の方は、いつも使っているアプリがランキングに入っていましたでしょうか？
このアプリの詳細をもっと知りたい！など要望ありましたらどんどん記事にしていこうと思いますので、リクエスト大歓迎です！
最後までお読みいただきありがとうございました！
▼今回の記事は下記ニュース記事を元に作成いたしました。
오래 사용하는 앱 ‘유튜브’·‘넷플릭스’ 155.75% ↑ 등 2020 상반기 앱 데이터 분석 발표-디지틀조선일보(디조닷컴 dizzo.com)
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以下の記事もどうぞ！
韓国就活インタビューをYouTubeにアップされているmisaさんの動画に私も出演しちゃいました🥰
— エミカ@韓国で会社員 (@by_emika) 2020年7月26日
ブログに動画撮影に関する感想もまとめてみたっ✍️
自分的にターニングポイントとなる素敵な経験、misaさん本当にありがとうございました🙏❣️#韓国就活 #韓国で働く #韓国就職
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