韓国文化:現金はご祝儀にだけ使う?「キャッシュレス社会」で韓国人が使う紙幣は?
みなさんこんにちは。
韓国在住エミカです。
今日は韓国文化をよく表しているな〜と思った記事をご紹介です!
日常的に現金を全く使わない韓国文化
韓国に来て最初驚いたのが、とにかくキャッシュレスだということです!
コンビニでお菓子 2000w(約200円)
コピー機で印刷1枚50w(約5円)
このようなかなり安いお買い物もカードが当然です。
むしろ現金で行おうとすると、
店員さん、後ろに並んでいる人全員が「え?」って感じの反応です。
個人的な話ですが、この前韓国の国民健康保険の加入を行なったんです。
その保健センターには
「当センターは現金の取り扱いをやめました!保険料はカードで!」というポスターがありました。
とにかくカード、カード、カード。
大学の学生証は銀行のチェックカード(デビットカード)になっていたりします。
市場に出回る紙幣の80%が・・・
そんな背景をご紹介した上で、今回のニュース記事の内容に移りたいと思います。
▽今回紹介する記事
韓国で使われている紙幣は4種類あります。
1000w(約100円)
5000w(約500円)
1万w(約1000円)
5万w(約5000円)
韓国銀行(日本でいう日本銀行)の発表によると、
市場に流通している紙幣のうち80%が5万w紙幣だということがわかったんです。
(画像はニュース記事より引用)
これ日本でいうと、流通している紙幣の8割が1万円札!と同じニュアンスです。
最高額紙幣が流通している紙幣全体の80%ということでかなり驚きませんか?
その理由の分析がとても面白いのです。
なぜ最高額紙幣を韓国人は好んで使うのか?
まさに理由は「カード社会」です。
カードの一般化により、現金の持つ意味が完全に変わりました。
「欲しいものを買うためのお金」の役割はカードが全て行い、
現金は贈り物的な意味しかないと。
実際韓国では、現金をプレゼントすることが文化として一般的です。
両親の誕生日、合格のお祝い、結婚式のご祝儀と行った
「現金だからこそ意味がある」という場面で現金が活用されています。
贈り物として送るなら、やはり1000円札ではなくて1万円札のイメージですよね。
そのニュアンスは韓国も同様ですので、5万w札が紙幣の中で一番使われているとのことです。
確かにインスタでも5万w札のプレゼントを見る気がします。
#돈꽃다발 (=お金花束) というハッシュタグの投稿数が4万超えています!👀
本日の〆
カード社会だからこそ、最高額紙幣の人気がありよく使われているという面白い分析ニュースでした。
逆に日本は支払いの80%を現金で行っているというニュースを見ました。
日本の現金社会はATMがいたるところにあり現金を簡単に受け取れる状況が整っているからだそうです。
隣の国とはいえマネー事情は全然違うので、面白いですよね。
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